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しもやけについて

[2025.01.10]

【原因と症状】

しもやけは気温が5℃前後で、日中と夜の温度差が10℃以上になると、血の巡りが悪くなって起こる病気です。真冬よりも初冬や初春に多く発症しやすくなります。子供に多いですが、大人でも発症することがあります。また、遺伝的要素として、末梢の血液の流れを調節しにくい体質をもつ人は発症しやすいと考えられています。発症しやすい場所としては手や足、鼻先、耳などです。赤紫色~黒っぽい紫色になって腫れたり、痛がゆさを伴います。ひどくなると水ぶくれができ、破れて潰瘍ができることもあります。

【治療】

血管拡張作用のあるビタミンEの外用剤を塗布したり、痒みや痛み・腫れなどの炎症症状に対しては、ステロイド外用剤を塗布して治療します。

毎年しもやけを発症するなど治りにくい場合には末梢循環を改善する内服薬も検討します。

 

【予防について】

🌟しもやけは寒冷刺激を避け、保温に努めることが何より大切です。

◎外に出る時は厚手の靴下、手袋、耳あて、帽子などでしっかりと防寒しましょう。

◎濡れた手袋や靴下は早めに取り替えましょう。

◎身体が冷えた際には早めにカイロで温めたり、衣服を調整して保温を心がけましょう。

◎症状が軽い場合は、保湿と患部のマッサージが血流改善に繋がるためとても効果的です。

※ビタミンEを含む保湿クリームを使用してマッサージをするのも良い方法です。

 

【注意点】

◎腫れや赤みがひどかったり、ただれや水ぶくれになっている場合は、マッサージをすると症状が悪化する事がありますのでご注意ください。症状が強い場合は医師の診察をお受けください。

◎足先の血行が悪くなるとしもやけを引き起こすことがあるので、窮屈な靴やつま先が尖った靴などを長時間履き続けるのは避けましょう。

 ◎成人の場合、一見ただのしもやけに見えても、膠原病などの病気が隠れていることがあります。冬場以外でも繰り返す場合は、ただのしもやけと自己判断せず、受診をおすすめします。

 

🌟今年も厳しい寒さとなっていますが、乾燥に負けずにスキンケアをしっかりおこない

暖かくして寒い冬を乗り切りましょう!!

 

 

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