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帯状疱疹を予防するには

[2022.12.27]

 

帯状疱疹の発症率は50歳代から高くなります。帯状疱疹患者様の約7割が50歳以上です。

子どもの頃水ぼうそうを発症した後も、原因である水痘・帯状疱疹ウイルスは長い間体内に潜んでおり、

加齢やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが神経に沿って移動、皮膚に到達し帯状疱疹を発症します。

 

帯状疱疹を予防するワクチンがあり50歳以上から受けられます。

帯状疱疹ワクチンは、2種類あります。

①水痘帯状疱疹ワクチン(生ワクチン)

接種回数:1回 予防効果:5年程度 値段:8400円/回

※免疫力が低下している方は接種できません

②シングリックス(不活化ワクチン)

接種回数:2回(2か月あけて) 予防効果:10年程度 値段:20000円/回(×2)

免疫機能が低下している方にも接種可能

※詳しくは診察時にご説明し、接種は予約制で行います。

 

日頃からの体調管理を心掛け、免疫力を低下させないことも大切です。

食事や睡眠をきちんととる。疲れたら休息する。適度な運動を心掛けることです。

 

Q:以前帯状疱疹になったことがあるけどワクチンを接種できますか?また再発(2回なる)ことはありますか?

A:接種できます。帯状疱疹になると、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する強い免疫がつきますが、

  かかった人のうち数%は再発すると言われています。

Q:帯状疱疹は他の人にうつりますか?

A:帯状疱疹は体内に潜伏しているウイルスが原因で発症するため、他の人から帯状疱疹としてうつることは

 ありません。

 しかし、まだ水ぼうそうになったことがない人は、ウイルスの感染で水ぼうそうを発症することがあります。

 

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