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帯状疱疹について

[2024.08.19]

冬のライン「ハート」

〇帯状疱疹とは

多くは身体の左右一方に・ピリピリする痛み

           ・帯状にできる赤い斑点と小さな水ぶくれ が現れます。

過去に水ぼうそうにかかった時から潜んでいた、「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって起こる病気です。加齢やストレス、疲れなどによりウイルスへの免疫力が低下したときに、潜んでいたウイルスが活動して発症してしまいます。

〇どんな症状?

最初に皮膚の違和感が出て、数日~1週間ほど経つと赤い斑点が出てくることが多いです。その後、痛みが強まったり斑点が盛り上がってきたりします。

また、水ぶくれが出来始め、破れてただれた状態からかさぶたになっていきます。

皮膚の症状が収まった場合でも、神経の損傷により帯状疱疹後神経痛が残ることもあります。

これは帯状疱疹になったばかりの皮膚の炎症による痛みとは違い、

・皮膚症状が重症な方・眠れないほどの痛みがある方・高齢の方に残りやすい症状といわれています。

〇どんな治療?

・抗ヘルペスウイルス薬

ウイルスがこれ以上増えないようにする飲み薬です。症状を和らげていき、帯状疱疹後神経痛のリスクも減らす治療になります。

効果が現れるまでに数日かかるため、途中で諦めず飲んでいきましょう。

〇注意!

安静にしましょう。

免疫力低下により起こりやすい帯状疱疹の 回復に近づきます。

・症状の出ている部分を冷やさないようにしましょう。

痛みが悪化しないよう、温めましょう。

・水ぶくれは破らないようにしましょう。

破れると細菌に感染し、化膿する可能性があります。

・小さなお子さまとの接触は控えましょう。

水ぼうそうにかかったことのない人に発症させてしまう可能性があります。

〇予防するには…

ストレスをため込み過ぎないこと、ワクチン接種により予防ができます。

ワクチンには生ワクチン(1回、約5年の効果)と不活化ワクチンのシングリックス(2回、約9年以上の効果)があり、当院でも予約できます。

お住まいにより助成金が出ていることもあるので、確認してみてくださいね。

冬のライン「ハート」

 

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