水虫(白癬菌)について
[2023.05.29]
水虫は白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる皮膚感染症です。
白癬には足にできる足白癬、爪にできる爪白癬、その他頭部、股部、体部、手にもできます。
症状は、かゆみ・乾燥して皮がむける・水疱や膿疱ができるなど様々で、いわゆる湿疹の特徴とも非常によく似ています。
爪水虫は爪の幅いっぱいに爪の色が白色・黄色に変化し爪が厚くなる、爪の一部がくさび状に白色・黄色に変化している、
爪の表面が白色に変化しざらざらしている状態にです。
まずは顕微鏡検査で白癬かどうかを診断し、治療を開始します。
治療は塗り薬、飲み薬(爪の場合)があります。
治ったと思っても、白癬菌は目に見えなくても残っている可能性があるので医師の指示を守って治療を継続しましょう。
白癬は通気性が悪くジクジクした所を好んで繁殖します。
~気をつけること~
丁寧に洗いしっかり乾燥させる。
軽石や硬いタオルでこすると傷がつくので優しく汚れを落とす
足白癬の場合、靴や靴下は通気性の良いものを選ぶ(5本指ソックスなど)
毎日靴を履き替えて靴を乾燥させる
家族にうつさないために足ふきマットやスリッパ・サンダルの共有はやめる
(洗濯するときは別々にする必要はありません)