花粉症について
花粉が飛び始める時期になりましたね。千葉県では2月の中旬くらいからスギ花粉が飛び始めているといわれています。
多くはスギ花粉が原因ですが、同時期にヒノキ・ハンノキ・シラカンバ等の花粉も飛んでおり、アレルギー反応を起こしてしまう方も多いです。
そもそもアレルギー反応は、身体の免疫機構が花粉を異物として認識し、追い出そうとすることで起きます。このことによって、くしゃみや鼻詰まり・鼻水・涙が出てきてしまうのです。
また、イガイガするような喉の痛みや顔のかゆみが出ることもあります。
他にも・・・
花粉が原因で、花粉皮膚炎が起きることもあります。石鹸を使いすぎてしまう方や乾燥肌・アトピー性皮膚炎の方は、皮膚のバリア機能が弱まり、肌に花粉が入りやすくなっているのです。
花粉皮膚炎では外に出ている顔や首、服にこすれる部分の赤み・かゆみが出てきます。
このような症状が出て困っていたら、一度受診してみてください。
対策するには
―目のかゆみ
・マスク・ゴーグルの着用
・外出してついたであろう衣類の花粉を落とす
・点眼薬
―鼻水や鼻詰まり
・マスクの着用
・飲み薬や点鼻薬
―花粉皮膚炎
・スキンケアや保湿でバリア機能を補う
・シャワー等で常に皮膚を清潔に保つ
・掃除をして部屋を清潔に保つ
・花粉皮膚炎によりかゆみを感じても、引っ搔かない
これら以外にも、花粉が特に多い日(雨が降った翌日などの気温が高い日、風が強い日、湿度が低く乾燥する日など)を避けて予定をいれるのも対策になります。
調べる方法もあります!
症状を感じ始めた方には、採血によるアレルギー検査もおすすめします。
また、指先からの少量の血液で花粉などのアレルギー(シラカンバ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、イヌ、ネコ、ヤケヒョウダニ)を調べられるイムノキャップもあります。
受付や診察時など、いつでもお声がけください。